青森県内の公衆浴場の入浴料金改定を協議する会議で、4月から上限を30円引き上げ、480円とする方針が決まりました。
非公開で行われた「県公衆浴場入浴料金協議会」には、学識経験者や公衆浴場の経営者など11人が出席しました。青森県内に281ある一般公衆浴場の入浴料の上限は、2016年に30円上がり、現在450円ですが、昨今の燃料費の高騰や利用者の減少などで公衆浴場の経営は厳しさを増していると言います。
会議終了後、協議会の沼田郷(ぬまた・さとし)委員長は、4月から料金の上限を大人で30円引き上げ、480円とする方針が決まったと明かしました。
※青森県公衆浴場入浴料金協議会 沼田郷委員長(青森大教授)
「値上げするのはどなたにも心苦しいことだと思うが諸般の事情を考えるとご理解いただけるかなと」「青森の文化でもあるので銭湯・公衆浴場を利用しながら残すということを考えてみたい」
料金改定は今後、協議会での意見書をもとに知事が判断することになります。












