青森県十和田市の高校生が地域の伝統工芸品「きみがらぞうり」作りに挑戦しました。材料として使ったのは、自分たちで収穫したトウモロコシの皮、きみがらです。
青森県の伝統工芸品に指定されている「きみがらぞうり」。トウモロコシの皮、きみがらを捨てずに生まれ変わらせています。このミニぞうり作りに26日、挑戦したのは三本木農業恵拓高校の生徒たちです。高校ではデントコーンという品種を研究栽培に取り組んでいて、生徒たちは2022年、自分たちで収穫したものを材料に使いました。指導を受けながらお湯をつけて柔らかくした皮を丁寧に編み込み、最後に鼻緒をつければぞうりの完成です。
※生徒は
「ひもを引っ張るのが難しかったんですけど、全体的に仕上がったときに意外ときれいな形をしていて楽しかったです」
「自分たちが種から育てたのでやりがいがあってよかったです。来年も研究室できみがらスリッパ、きみがらぞうりを作るのをもう一回ひとりで挑戦してみたいと思います」
生徒たちは、伝統技術を守る大切さとやりがいを学んでいました。












