全国有数のサクラの名所・弘前公園(青森県)ではここ数日の大雪により、雪国ならではの「冬に咲くさくら」が見頃を迎えています。

※レポート今野七海 記者
「弘前市は断続的に雪が降っています。この雪で冬のさくらは少しずつ色づき始めています」

枝が雪に覆われ、まるでひと足早く、春を迎えたかのように佇むサクラ。この「冬に咲くさくら」のライトアップは、新たな観光資源として2017年度から毎年行われ人気を集めています。2023年は弘前公園の外堀600メートルに約140台のライトが設置され、ピンクや紫にライトアップして幻想的な光景を生み出します。

冬に咲くサクラは、雪の積もり方によって刻一刻と表情を変え、風があった25日はまるでサクラ吹雪のよう。訪れた人は雪国だからこその眺めを満喫していました。

※写真愛好家は
「(天気は)荒れているときが一番いいです。雪がちょうど花のように光って映るので、それがまた幻想的です。枝に雪がもうちょっとあってもいいかもしれないですね。舞っている雪がもう少し大きいと映りがもうちょっといいので」

「冬に咲くさくらライトアップ」は弘前公園で2月末まで毎日行われます。