24日夜からしばらくの間、水道管の凍結に警戒が必要です。予防するには、どのような備えが必要なのでしょうか。


リスクが高まる水道管の凍結。24日夜は平年を大きく下回ってマイナス10℃近くまで下がる予想となっていて、青森市水道部は対策を呼び掛けています。

※青森市企業局水道部 工藤健技師
「目安としてはマイナス4度となっていて、予報を見ますとそれを大きく下回る気温となっているのできょうあすは十分に気を付けていただければと思います」

凍結を防止するために夜寝る前や外出する前には忘れずに水抜きをすることが大切です。それでも凍結してしまった場合は、熱湯をかけると管(くだ)が破裂する恐れがあるため、蛇口をひらいたままでぬるま湯をかけ、温めるといった対応が有効だといいます。

また、凍結予防に役立つアイテムもあります。青森市にあるこちらのホームセンターでは水道管に巻き付けるコード式のヒーターが今週から売れ行きを伸ばしています。

※DCM青森東バイパス店 須藤隆介店長
「こちらの商品は温度感知の機能が付いています。(管の温度が)約3度になりますと自動で感知して通電することにより熱を発して水道管の凍結を防止するという仕組みになっています」

気温の低い日が続くと、凍結のリスクは高まります。各自治体では、対策と合わせて、万が一、凍結した場合に備え、どこに相談すれば良いのか予め確認しておいてほしいと呼びかけています。