約3年ぶりに、にぎわいが戻ってきました。21日青森空港に到着したソウル線のチャーター便の利用客が23日、弘前市の観光施設を訪れ、津軽の伝統文化を楽しみました。

弘前市を訪れたのは韓国からのツアー客34人です。一行は2年10か月ぶりに再開された大韓航空 青森・ソウル線のチャーター便を利用し、21日青森空港に到着しました。ツアー3日目の23日は弘前市の津軽藩ねぷた村を訪れ、津軽三味線の演奏に聞き入ったほか、笛の音に合わせて太鼓を叩くねぷた囃子も体験し、津軽の伝統文化を楽しみました。

※ツアー客は
「(三味線の)演奏もすごかったし食べ物がおいしい。青森空港でもらったリンゴがとてもおいしかった」

約3年ぶりに韓国のツアー客でにぎわった施設では、今後のインバウンド需要の回復に期待を寄せています。

※津軽藩ねぷた村 檜山和大 助役
「県でも積極的に韓国へセールスに行ってくれたりした効果が、しっかり表れてきたのかなと思います。今はチャーター便ですが、これが定期便になっていったり、あるいはクルーズ船など、これから戻ってくることを願っています」

青森・ソウル線のチャーター便は1月27日までに4便運航され、2月には青森・韓国の双方から客を乗せる「2WAY方式」の運航も予定されています。