世界文化遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の保全などを協議する青森県部会が開かれ、県内の取組事例などが報告されました。

青森県部会の初会合には、関係する自治体から約50人が出席しました。部会は、遺跡のある4道県ごとに設置され、遺跡の保全などについて協議します。19日は、遺跡周辺で行われる開発事業の影響を議題の一つとし、外ヶ浜町の大平山元(おおだいやまもと)遺跡で計画されている来場者向けの施設の建設工事は、遺跡への影響がないことが報告されました。

※三内丸山遺跡センター 岡田康博所長
「遺跡の周りにはいろいろな開発行為があるのでそれを事前に把握してうまく調整をしながら世界遺産の価値を伝えていくことが大事」

青森県部会の内容は今後、県外の関係自治体と協議される予定です。