新型コロナの影響で運休が続く青森ーソウル線で、青森・韓国の双方から客を乗せる「2WAY方式」のチャーター便の運航が2月23日と26日にそれぞれ1往復決まりました。

ソウル線のチャーター便は韓国の大韓航空が運航します。青森県によりますと、ソウル近郊のインチョン空港を2月23日の午前10時5分に出発し、青森空港に到着した便が午後1時半に出発します。韓国・青森の双方から客を乗せる2WAY方式で運航され、26日まで3泊4日の日程でツアーが組まれます。

※青森県企画政策部 東直樹 部長
「韓国ならびに青森の双方から利用の促進が必要になります。それができて初めて定期便(の再開)ということになりますので、県・市・促進協議会が一緒になって取り組んでいきたい」

ソウル線のチャーター便は、1月21日、24日、27日にもあわせて4便の運航が予定されていて、新型コロナの影響で運休している国際線は、約2年10か月ぶりに再開することになります。県は定期便について、7月中旬から下旬の再開を目指しています。

一方、国内線についても航空各社が17日に発表した3月26日からの夏ダイヤで吉報が届きました。

日本航空青森支店は、青森ー大阪線を現在の1日3往復から1日4往復に増便することを県に直接報告しました。大阪線はこれまで繁忙期に一時的に増便していましたが、定期便での4往復は初めてで就航以来、最多の便数です。

増便の理由について日本航空は、直近の年末年始の搭乗率が約8割となりコロナ流行前とほぼ同じ水準に回復したことや、2022年、西日本からの利用客がコロナ前に比べて倍以上に増えたことを挙げています。