八戸海上保安部と八戸消防本部が水難救助を想定した合同訓練を8年ぶりに実施しました。
八戸港で行われた八戸海上保安部と八戸消防本部の合同訓練です。訓練は、海上全域での救助活動を担う海上保安部と、海岸周辺で活動する消防との連携を強化しようと、8年ぶりに行われました。
16日は両機関からそれぞれ8人が参加し、岸壁から転落した人に見立てた人形を救い出す「海中転落者対応訓練」や、海底から捜索対象物に見立てた石を探し出す「潜水捜索訓練」などで万が一の際の役割や救助方法を確認していました。

※八戸海上保安部 工藤真樹 警備救難課長
「私ども海保・消防は1分1秒でも早く現場に臨場して人の命を助けるのが使命であります。今後とも引き続き訓練を実施していきたい」
八戸海上保安部には2022年3月、潜水士が乗る巡視船、「しもきた」が配備され、迅速な対応が可能となったことから、水辺での事件・事故を目撃した場合は緊急通報ダイヤル「118番」に電話するよう呼びかけています。












