23日朝、青森県十和田市のナガイモ畑で、5月に植えたばかりの種イモの食害が確認されました。イノシシによるものと見られ、被害金額は50万円に上っています。
イノシシによる食害があったのは、十和田市大不動のナガイモ畑です。
被害は12ヘクタールの畑のうち、5アールで確認されています。
今野七海 記者
「イノシシはこのように土の中から『種イモ』を掘り起こして、太い部分を次々と食い荒らしたということです」
畑を所有する米田拓実さんによりますと、23日午前7時ごろに訪れたときに、5月中旬に植えた種イモが被害を受けていました。
種イモは12月の収穫に向けて植えられたもので、本来であれば長さ1mほどのナガイモができます。
広い範囲が被害にあっていて、被害金額は約50万円に上るということです。
グリーンソウル 米田拓実 代表
「『やられたか』と…。いま、ちょうどニンニクの収穫時期で忙しい中、これにも人を割かなければならないのは労働力がかかるので…。だいぶショックですね。これは…。本当に…。なんとも言い切れない思いです」
市では、被害を受けて「箱わな」を設置したものの、米田さんの畑では3年前にも500万円ほどのイノシシの食害が起きています。
電気柵の設置も検討していましたが、畑の周囲を覆うには1800m以上の柵が必要で経費の負担が大きく、頭を悩ませています。
グリーンソウル 米田拓実 代表
「近隣の農家さんも、だいぶ被害にあっていたと聞いてはいたのですが…。やはり、うちの畑にも来たな、という感じです。イノシシによる被害は6、7年前から、この辺にはだいぶ出始めてきて、どんどん頭数が増えてきている状態で…。大変いま、悩みの種になっている」
県内では2024年、イノシシによる食害は1376万円と前の年の1.8倍に。2025年の捕獲頭数は428頭と過去最多となりました。
生息範囲が広がる中で、実効性のある対策が求められています。
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