鹿児島県の温泉施設で入浴中だった5歳の男の子が行方不明になり3日目です。きょうも警察と消防がおよそ100人態勢で捜索しましたが、手がかりはないままです。

記者
「けさから捜索が再開されましたが、現場では小雨が降っていて、川は流れが少し速くなっているように見えます」

行方不明になっているのは、熊本県八代市の保育園児・田中嶺臣くん(5)です。

警察などによりますと、嶺臣くんはおととい午後3時ごろ、家族と一緒に鹿児島県霧島市の温泉施設を利用し、両親が目を離した間にいなくなりました。

父親によりますと、嶺臣くんは水遊びが大好きで、日ごろから1日に3、4回入浴するほどだったといいます。

おととい、両親と弟を含む4人で家族湯を利用。両親が先に脱衣所に上がる際、嶺臣くんは「まだあがらない。もうちょっと遊びたい」と話したということです。そして、両親が3分ほど目を離している間に、浴槽に嶺臣くんの姿はなく、川に面した内風呂の窓と網戸が開いたままになっていたということです。

警察や消防はきょう、およそ100人態勢で捜索していますが、今も手がかりは見つかっていません。

近くの住民
「川の中ではなく、どこかで見つかってほしい」

記者
「天降川の河口です。消防団が浜におりて捜索しています」

きょう、温泉施設から下流に10キロほど離れた河口付近でも消防が捜索していました。

消防団
「他人事じゃない。早く見つけてあげたい」

警察は嶺臣くんが川に流された可能性もあるとみて、あすも捜索する予定です。