青森県田子町の指定文化財で、天然記念物の「スギの木」が倒木の危険性があるため伐採されることがわかりました。

町の天然記念物が伐採されるのは、今回が初めてです。

田子町の真清田神社にある、推定樹齢約500年のスギの木。
高さは25m、幹回りは5.1mあります。

町の文化財と天然記念物に指定されていますが、2025年7月の診断で、内部の空洞率が70%に達し、倒木の危険性が非常に高い「危険木」であることが判明しました。

田子町教育委員会 山本三知さん
「亀裂が高さ5.5mのところまで続いている。中の空洞化は、それよりもっと高い20mのところまで進んでいます。たたけばわかりますが、完全に空洞化して、表面の樹皮だけで立っている状況です」

町と、所有者である神社の氏子と協議し、文化財指定を解除したうえで伐採することが決まりました。

田子町教育委員会 山本三知さん
「本来であれば天然記念物なので、保全、ワイヤーを張るとか対策ができればいいのですが、重機が入ってこられる場所もない。住家や社殿にいくと、社殿の中にも別の文化財がありますので、そちらも守らなければならない」

真清田神社のご神木として地元の人に古くから親しまれてきた「スギ」は、業者の都合がつき次第、伐採される予定です。

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