青森県風間浦村で、地域団体商標に登録されている「風間浦鮟鱇(かざまうら・あんこう)」の漁が最盛期を迎えていて、13日はまとまった水揚げがありました。

午前9時過ぎの風間浦村の下風呂(しもふろ)漁港に、身が肥えたアンコウをいっぱいに積んだ船が次々と帰ってきました。今シーズンの漁が始まった12月中旬は、大漁だった昨シーズンを思わせる漁獲量でしたが、年明けからはさえない日が続いていたため、13日は久しぶりのまとまった水揚げとなりました。

※風間浦漁業協同組合 木村正則(きむら・まさのり)組合長
「この時期に獲れてくれないと困る。(これからに)期待する。今が一番「肝」がおいしいのでみなさんで鍋を囲んで食べてほしい」

その新鮮さで地域団体商標に登録されている「風間浦鮟鱇」は、生きたまま水揚げされると内容物を取り除いて計量され、すぐに氷詰めにされます。漁は3月まで行われ、村では2月下旬にアンコウの寿司やアンコウ汁を提供する鮟鱇感謝祭を3年ぶりに開く予定です。