青森県三沢市の中学校で冬場の津波を想定した避難訓練が行なわれ、生徒たちが足場が悪い雪道で避難する際の難しさなどを学びました。

三沢市立第三中学校は敷地が津波浸水想定区域に指定されているため、東日本大震災を契機に毎年、避難訓練をしています。12日は冬場の津波を想定して行われ、生徒は雪道のなか約1キロ離れた高台まで避難しました。青森県が公表している浸水予測で校舎があるエリアは地震発生から約30分後に第1波が到達すると見込まれていますが、今回の訓練では20分ほどで避難できました。

※生徒は
「夏にやった避難訓練よりも足場がすごい悪くて、本番になったらたぶん走って逃げるので、けがの危険が高いのかなって思いました」

学校では1月下旬にも避難訓練を実施して生徒の防災意識を高めていきたいとしています。