青森市の小野寺市長が出馬の意向を固めたことについて、自民党青森県連の津島淳会長は、前提条件である現職の三村知事の進退があきらかになっておらず、候補者の選考を粛々と進めるとしています。

※自民党青森県連 津島淳会長
「現時点で双方からアクションが、なんらかの願いが来ていないので、その段階では議論のしようがありません。選考のプロセスは粛々と進めていく」

自民党県連は青森県出身の官僚など複数人に出馬を打診し、選考委員会を設置して三村知事の意向確認と候補者の絞り込みを進めている最中です。

一方、青森県議会の野党第一党「立憲民主党」県連の田名部匡代代表は、選択肢を示すために独自候補の擁立を目指す方針に現時点では変わりないとしています。

※立憲民主党青森県連 田名部匡代代表
「いま新たに名乗りを挙げる人が出てきたことについて、県連内で議論も協議もしていませんので、現時点では候補者擁立という主戦論で動いてきている」

1月28日に予定している常任幹事会で知事選の対応について協議する見通しです。