厳しい寒さと乾いた風を利用して作る冬の津軽地方伝統の郷土食、干し餅づくりが最盛期を迎えています。
青森県五所川原市俵元地区は冬の厳しい天候を利用した干し餅作りが盛んです。農家の兼成健逸(かねなり・けんいつ)さんは、2022年11月下旬から100俵の「あかりもち」を使って干し餅の生産を始めました。作業では餅のブロックを専用の機械を使って1センチほどの厚さにカットし、ひもで編み込むと、水に浸して一昼夜凍らせ自然の天候を利用した乾燥小屋に運びます。2週間ほど寒風にさらす中で独特の食感が生まれます。
※干し餅生産者 兼成健逸さん
「今年は例年以上に最高の出来に仕上がっています。サクサク感などは寒風にあたることによって出てくるので(これからも)寒くなって欲しいです」
干し餅作りは2月いっぱい続けられます。












