「食味ランキング」が発表され、2025年の青森県産米は「青天の霹靂」が3年ぶりに最高評価の「特A」に返り咲きました。

コメの食味ランキングは1971年に始まった全国規模の食味試験で、日本穀物検定協会が毎年実施しています。

試験は44道府県の144産地の品種が対象で「味」や「香り」、「粘り」など6つの項目を基準米と比べ5段階で評価されます。

27日に去年産米の結果が発表され、県産のブランド米「青天の霹靂」が最高評価の「特A」となりました。「青天の霹靂」は2014年産が県産米で初めて「特A」を獲得すると、22年産まで9年連続で最高評価となっていました。しかし、その後は2年連続で「A」評価にとどまっていました。

また、県産米の「はれわたり」も参考品種だった22年産米から4年連続で「特A」評価をつかみました。

「まっしぐら」は2年連続のA評価獲得です。

宮下知事は27日に取材に応じ、2品種の特A獲得を喜びました。

青森県 宮下宗一郎 知事
「金メダル2つ、銀メダル1つという結果になって、私自身も本当にうれしく思います。全国の食卓、飲食店に並んでいく、大いなるきっかけになってくれるものと確信しているところです。改めて、特A評価に向けて取り組んでいただいたすべての農家の皆さんに感謝申し上げたいと思いますし、私たちもこの評価をきっかけに、また指導、販売にしっかりと取り組んでいきたい」

県を代表するブランド米の「特A」返り咲きに生産現場や販売店が喜びに沸きました。

つがる市で5代続くコメ農家の工藤康記さん。
評価を受けた3品種を含めて6品種を育てています。「青天の霹靂」と「はれわたり」が特Aを獲得したことに胸をなでおろしていて、生産者として2枚看板で販売できることは強みだといいます。

コメ農家 工藤康記さん
「ほっとした、安心しています。新しい品種もありながら『青天の霹靂』もデビューして10年。この2枚看板が特Aを2つとった。この2枚看板でこれから青森県のコメを売っていけるのは非常に強みになるのではないか。私たち生産者も、おいしいコメを安定的に作っていきたい」

東北のコメを中心に、40品種以上を取り扱う三沢市のコメ専門店では「はれわたり」と「まっしぐら」は家庭用、「青天の霹靂」は贈答用として人気となっています。

販売店も「青天の霹靂」の特A返り咲きを喜び、明日28日からキャンペーンも行うことが決まりました。

KOMEKUUTO 三沢店 中屋敷 明梨さん
「生産者の努力が実ったお米となりますので、とてもうれしく思っています。食味のよさと品質のよさをダブルで伝えていきたい」

生産現場、販売店いずれも、最高評価を獲得した県産米の魅力発進に努めていきたいとしています。