青森県内で出没が相次ぐツキノワグマについて、県は2日、今年度の捕獲目標数を推定頭数の2割程度とすることを決めました。また、津軽半島のクマについては全てを駆除する方針を示しました。
県内で相次ぐクマの出没。
「くまログあおもり」には、2026年に入り410件の目撃情報などが寄せられています。
こうしたなか県や環境省、猟友会の担当者が出席する会議が開かれ、県内のクマの対策について話し合われました。
県は2024年の調査を踏まえ、その後の出生による増加と駆除による減少などを計算した結果、今年度の推定個体数を最大2085頭と設定しました。

この頭数を基に今年度の捕獲頭数の目標として、北奥羽や白神山地など3つのエリアで25%~20%。下北半島は環境省の「絶滅のおそれのある個体群」に指定されているため、15%としています。
一方で、津軽半島は一度クマが絶滅していることから、最大221頭と設定しているクマを全てを駆除する方針が示されました。
青森県自然保護課 川守田 博 課長
「(津軽半島は)管理方針でクマの定着や生息域の拡大による人との軋轢の防止を図るために、クマを定着させないという地域になっていた。一方で、なかなか有害捕獲ということで捕獲が進んでいないということがあったので、県として指定捕獲事業としてやってはどうかということで提案し、ご了解いただいた」
津軽半島での捕獲については、これまで市町村が担ってきましたが、捕獲を推進するため県も独自に「箱わな」や「銃猟」をすることが決まり、9月中旬から実施する予定です。
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