“北限の天然ウナギ”として、かつて日本一の水揚げ量を誇った青森県東北町の小川原湖のニホンウナギ。漁獲量が最盛期の3%程度に落ち込むなかで、資源の回復を目指して、ウナギの幼魚の放流が行われています。
小川原湖に放流された、二ホンウナギの幼魚。九州地方で獲れたシラスウナギを体長25cmほどに成長させています。
4日は小川原湖漁協の職員が、約2500匹を5つの地点で放流しました。
小川原湖は、太平洋からの海水と淡水が混じり合う栄養豊富な汽水湖で、ニホンウナギの北限の漁場です。
漁獲量は最盛期の1979年には96トン、90年代までは90トン近くありましたが、2017年には540キロとなるなど落ち込みが目立ちました。
漁協では、70年以上前から続けている幼魚の放流に加え、漁期の設定や水揚げは規格に満たしたサイズのみにするなど資源回復の取組を進め、最盛期の3%程度ではあるものの、2025年は3トン弱まで漁獲量が回復しました。
小川原湖漁協 蛯名秀樹 総括課長
「シラスウナギの豊漁とか完全養殖の成功とかいろいろな明るい話題がありますので、小川原湖のウナギもたくさん増えて、もっと消費者が食べやすい状況になれば」
小川原湖のウナギ漁は9月末まで行われます。
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