食料品の価格高騰が続くなか、学生たちを支援しようと、青森市の大学では食堂のメニューが割引価格で提供されています。
市川麻耶 キャスター
「きょうから食堂の一部メニューが100円引きで提供されています。物価高騰が続くなか、学生たちを支援します」
青森公立大学では、日本学生支援機構「JASSO」の支援事業を活用し、値引き分を補助します。24日から一部のメニューは、100円引きで提供され、学生たちから歓迎する声が聞かれました。
学生は
「100円引きになっていて安かったので、お金がないから、このメニューにしました。お財布にありがたいです」
「値上がりとかしていたので、ありがたいなと思いました」
「(100円引きは)めちゃめちゃ大きいと思います。バイトをしているので、身に染みます。毎日でも食べに来たい」
大学の食堂が提供するコメをはじめとする食材費は、2024年に比べて2割~3割ほど高騰しています。そのため、年に一度、メニューの提供価格を値上げしていますが、食材を工夫するなどして上げ幅を20円~30円におさえているということです。
青森公立大学 佐々木颯太さん
「100円引きが5日間、月~金まで積み重なると一食分になるので、100円は大きいのではないかと思っています。学生の負担を減らすことで、自分の趣味や勉強にお金を生かして、より実りの多い学生生活を送ってもらえたら」
こちらの大学の食堂では、12月4日まで値引き価格で提供されます。












