災害が発生した際に被災地からけが人を受け入れる拠点となっている「八戸赤十字病院」が、洪水や津波が起きた際の浸水対策を行うために財政支援を青森県に要望しました。
青森県八戸市田面木にある「八戸赤十字病院」は、県と市が洪水・津波ハザードマップの見直したことで、近くを流れる馬淵川の氾濫などで本館1階が最大で1.63m浸水することが想定されています。
そのため来年度、浸水対策として総額6300万円をかけて院内の7か所に浸水を防ぐ壁などを設置することになりました。
18日は病院関係者が県庁を訪れ、浸水対策にかかる事業費の財政支援を要望しました。
事業費のうち、国から補助される額を除いた4200万円の半分2100万円の支援を県と市に対して求めます。
八戸赤十字病院 紺野広 院長
「われわれの病院も浸水地域内に入った。体制をきちんと整備して、災害拠点病院として、地域住民の健康・生命を守る使命を果たしていきたい」
県は、水害対策は喫緊の課題として、県としてしっかり取り組んでいくとしました。












