青森市郊外では28日朝、あられが交じった雪が降るなど冷え込みが強まりました。酸ケ湯で今シーズン県内初の真冬日となるなど、最高気温は各地で11月中旬~12月上旬並と上がらず、冬の足音が近づいています。
28日午前7時前の青森市八ツ役。水分を多く含んだ雪が降り、地面や車にうっすらと積もっているのがわかります。28日は東北地方の上空約5500mに、-24度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込み、大気の状態が非常に不安定になっています。
県内の28日の最高気温は青森市が8.4℃、むつ市が8.6℃、八戸市が11.1℃となっています。
酸ケ湯は-0.1℃と県内で今シーズン初めて最高気温が氷点下の「真冬日」となったほか、各地で11月中旬~12月上旬並と気温が上がらりませんでした。
須崎蓮 記者
「午前8時半の青森市です。勢いよくみぞれが降ってきました」
28日朝の青森市中心部では断続的に雨やみぞれが降り、寒さ対策でマフラーや手袋をして通勤する人が多くいました。
青森市民
Q.きょうの寒さ対策は?
「中に着てきた。ダウンを。手袋を忘れてきて、手は冷たい」
一方、秋服で通勤する人は…
青森市民
「いつもの服装で出てきたらすごく寒かった。きょうは特に寒い」
気象台によりますと、県内は明日29日朝、28日よりもさらに冷え込みが厳しくなる予想で、日中も気温は上がらず1日を通して11月中旬並みの寒さが続くということです。












