日本原燃は10月24日、六ヶ所再処理工場で部品の交換作業中に40代の男性作業員が放射性物質を体内に取り込んだ恐れがあると発表しました。内部被ばくをしているかどうかは、現在、確認しています。
放射性物質を体内に取り込んだ恐れがあるのは、再処理工場でウラン・プルトニウム混合溶液などからでる放射性物質を吸着する設備の部品を交換していた40代の男性作業員です。
日本原燃によりますと、10月24日午前11時過ぎ、作業中に放射線量が上がったため検査したところ、マスクのフィルターの外側に汚染を確認しました。
このため、マスクのフィルターを交換するさいに最大3分間、フィルターをせずに呼吸をしてしまったと推定されています。
検査の結果、α線を検出する放射性物質を体内に取り込んだ恐れがあり、現在、内部被ばくをしているか調査が進められています。
原燃は、フィルターをせずに呼吸してしまった理由も含めて原因を調査しています。












