沖縄のダイビングショップで働きながら世界を旅する生活

森 洋治さん
「この仕事を始める前、20代前半から30代半ばまでずっと海外に行ってました。ミクロネシア、南太平洋、インド、ネパールなど、あの辺をずっと旅していました」
ダイビングの仕事が休みになる冬の期間、森さんは旅を続けていた。様々な国の中でも魅力的だったのがインドネシアのバリ島だった。

森 洋治さん
「今から40年以上前のバリってすごい勢いがあったんですよ。バリ島に何回も来る方法がないかなと考えて、バリに店を出せばよいと思いついた」
ダイバーが必要としているグッズなどを中心に、自分でデザインした商品の販売や、当時人気だったアジア雑貨の日本輸入を手掛けた。


森 洋治さん
「モノを作るのが好きでした。デザイナーでもないし、デザインをするセンスもないんだけど、ダイバーだったのでダイバーに求められるモノのニーズは分かっていたんだと思う」
やがて家族ができ、ダイバーも旅も卒業。35歳で沖縄の店を開業する。