新しく整備が検討されている、青森県の「県立郷土館」の移転先として名乗りをあげている弘前市の櫻田宏 市長は、自治体同士の誘致合戦に発展していることについて「争うつもりはなく県に従う」という意向を示しました。
弘前市 櫻田宏 市長
「誘致合戦につながることは公表した段階ですぐわかることだと思うので、あえて公表したことについては、どうなのかなと思っています」
2020年から耐震不足などで休館している「県立郷土館」は移転整備が検討されていて、現在、移転先として弘前市、八戸市、青森市が名乗りをあげています。
こうしたなか、弘前市の櫻田市長は誘致合戦になっていることについて争うつもりはなく、県に従う意向を示しました。
弘前市 櫻田宏 市長
「県の施設ですので、県民がしっかりと理解できるような対応をしていくことが決着の着地点かと思います」
弘前市では県立郷土館の誘致場所を公表しないとしていて今後の整備検討会議の協議を見守ることにしています。