大気の状態が不安定となっていたきのう2日、青森県五所川原市で倉庫の屋根が吹き飛ぶ被害があり、気象台は突風が吹いた可能性があるとみて現地調査を行いました。
中澤美寿妃 記者
「あちらの建物の屋根は完全になくなり、梁がむき出しになっています。5mほど離れたこちらに飛ばされています。さらには、20mほど離れたあちらの建物に屋根の一部が突き刺さっているのが確認できます」
五所川原市によりますと、2日午後1時ごろ、原子地区にある「郷蔵(ごうぞう)」と呼ばれる木造倉庫の屋根が吹き飛んだと連絡がありました。
屋根は、数十メートル飛ばされて近くの空き家などにぶつかり、壊れる被害も出ました。ケガをした人はいません。
近所に住む人は
「急に雨が降ってきて、台風みたいに音がゴーとした。窓を閉めたら、あそこの建物の屋根が飛んでいた。2階にあがったら天井が穴だらけ」
青森地方気象台は突風が吹いた可能性があるとして、3日に現地調査を行いました。
2日に突風が吹いたとみられる時には、津軽に竜巻注意情報が出されていました。