大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報 第3号
2025年08月27日15時50分 気象庁発表

関東甲信地方では28日未明にかけて、低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。また、落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょうに注意してください。

[気象概況]
オホーツク海には低気圧があって、前線が北日本から西日本にのびています。
前線は、28日朝にかけて関東甲信地方を南下する見込みです。関東甲信地方では、日中の気温上昇や前線に向かって流れ込む暖かく湿った空気の影響で、大気の状態が非常に不安定となっており、雷を伴って激しい雨の降っている所があります。引き続き、28日明け方にかけて大気の状態が非常に不安定となるでしょう。

[雨の予想]
関東甲信地方では、28日未明にかけて、雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨の降る所があるでしょう。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合には、警報級の大雨となる可能性があります。
27日に予想される1時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 60ミリ
  関東地方南部 40ミリ
  甲信地方   30ミリ
27日18時から28日18時までに予想される24時間降水量は多い所で、
  関東地方北部 90ミリ
  関東地方南部 80ミリ
  甲信地方   50ミリ

[防災事項]
関東甲信地方では、28日未明にかけて、低い土地の浸水、河川の増水、土砂災害に注意・警戒してください。
また、28日明け方にかけて、落雷や竜巻などの激しい突風に注意してください。発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めてください。降ひょうのおそれもありますので、農作物や農業施設の管理にも注意してください。

[補足事項]
今後発表する防災気象情報に留意してください。
次の「大雨と雷及び突風に関する関東甲信地方気象情報」は、28日6時頃に発表する予定です。