「待っているだけだと絶えていってしまうものだと思うから…」
復活した宵宮 当日は行列も「笑顔が見られたことがすごくよかった」

迎えた当日。境内に行列ができたのが拝殿の横のスペースです。そこで行われたのは、実行委が企画した「お菓子のつかみどり」でした。子どもの利用を意識して、値段は1回100円。さらに、くじで当たりが出ると出店で使える100円割引券がもらえる仕組みです。

参加した子ども
「楽しい」

参加した子ども
「並んだけれども、友達と話している時間が長かったから、それで楽しかった」

参加した親
「子どもたちがたくさん楽しめる場所が、(また)できてすごくいいなと思っています」

参加した親
「とても楽しみにしているので、毎年やってくれたらいいなと」

実行委員会が準備していた200人分を大きく上回る延べ364人が参加。鈴木さんも達成感を抱きました。

浦町神明宮前夜祭実行委員会 鈴木麻理奈さん
「形になるところまで持っていけたこと、それを楽しんで下さる方の笑顔が見られたことがすごくよかった。待っているだけだと絶えていってしまうものだと思うので、一緒に活動して下さる方がもうちょっと増えたらいいなと思います」

境内に訪れた参拝者。提灯と出店の明かりが復活した地域の伝統行事の成功を物語っていました。