青森県の八戸警察署は、八戸市の向陵高校を県内の高校で初めて、自転車のヘルメット着用モデル校に指定しました。

八戸警察署は19日、八戸市の向陵高校の代表の生徒に県内の高校で初めてとなる「自転車のヘルメット着用モデル校に関する指定書」を交付しました。

生徒たちが自転車で登下校する時にヘルメットをつけることで、自分たちの命を守りながら地域の人に着用を促す機運を高めるということです。

向陵高校 柄本百絵さん
「暑くなってくると、ヘルメットを被りたくない気持ちが強くなりますが、自分の命を守るためにがんばって被り続けようと思います」

2023年4月に施行された改正道路交通法では、自転車に乗る時のヘルメット着用は努力義務となっています。

ただ、県内の着用率は2024年が9.1%で全国平均を8.5ポイント下回っています。