岩木山の観光シーズンが山開きとともに始まりした。
山麓と8合目を結ぶ「津軽岩木スカイライン」が5月1日に開通し、散策を楽しむ人などで初日から賑わいを見せました。

標高1624m、県内最高峰の岩木山の麓から8合目までを結ぶ「津軽岩木スカイライン」が開通しました。

開通式では、弘前市の櫻田宏 市長などがテープカットで祝うと、30人の客を乗せた1番バスが出発しました。

津軽岩木スカイラインは全長9.8kmの有料道路で、ブナの原生林に囲まれながら「69」のカーブが続くドライブコースとしても人気があります。

この冬は積雪が最大で10mに達しましたが、現在は多いところでも半分程度となり、2024年より4日遅い開通です。

岩木スカイライン 原田篤久 社長
「弘前も春が来ましたし、岩木山からの眺めも大変きれいですので、ぜひ皆さまお越しいただければ」

1日は、白神産地や日本海を見渡せる晴天に恵まれました。

訪れた人は
「やっぱり待ちに待った日という感じですかね。本当によかったです。天気も味方してくれたのでは」

「山脈がずっと続いて海まで抜けている風景が広がってるので、すごいパノラマビューですね」

「津軽岩木スカイライン」の通行期間は、11月中旬までを予定しています。