
新井宇輝 アナウンサー
「選手たちはこの冬、前に攻め込む力を強化してきました」
先手必勝。
相手にスキを与えず、試合開始と同時に攻め込むスタイルを確立しました。さらに葛原選手は、リーチの長さを生かして相手との間合いをいっきにつめて攻撃する「ロングアタック」を磨き、エースとして自覚を強めました。

目標に掲げるのは全国ベスト4―。
それは創部57年目を迎えた黒石高校だけではなく、県フェンシング界の未来にもつながる大きな結果です。
黒石高校 フェンシング部 葛原春乃 主将
「いまは青森県は特に、競技人口が少なくて、選手とかも全員知っている状態なので、とにかく(選手が)いっぱいいて、激戦区になるようになってほしいです」

先輩に憧れて入部した選手たちが部の伝統を紡いできたように、今度は自分たちが黒石高校、そして青森のフェンシング文化を残していく。熱い思いを胸に全国の舞台に立ちます。

黒石高校 フェンシング部 葛原春乃 主将
「とにかくみんなを支えられるようにガツガツ。持っているものをどんどん出してがんばりたいです」

