急速に発達する低気圧の影響で、青森県の「下北」と「三八上北」の沿岸に「波浪警報」が出ています。気象台は、大しけに警戒するとともに全域で大雪への注意を呼びかけています。
急速に発達する低気圧が、三陸沖を進んでいます。
むつ市では、16日夕方から湿った雪が降り、午前8時に7cmの積雪になったほか、野辺地町では24時間の降水量が3月の観測史上最大の58mmになりました。
また、太平洋沿岸部では横殴りの雨に加えて波も高く、各地で“春の嵐”となっています。
この影響で、JRの在来線では岩手県内で発生した倒木で八戸線に遅れが、空の便では札幌や東京線に欠航が出ています。
17日に予想される波の高さは最大6mなどとなる見込みで、気象台は「下北」と「三八上北」の沿岸に「波浪警報」を出して、大しけに警戒するとともに全域で大雪への注意も呼びかけています。