2024年9月、青森県六戸町の十字路交差点で7人が死傷した事故を受けて、警察は交差点の4方向すべてを一時停止の規制としました。
4方向すべてが一時停止の規制となったのは、六戸町犬落瀬の十字路交差点です。
これまで南北方向のみ一時停止の標識がありましたが、3日は委託を受けた業者が東西の道路上に、それぞれ2つの標識を設置しました。うち1つは、夜間でもドライバーが認識できるようLEDで点灯します。
この交差点では2024年9月、一時停止をせずに進入してきた軽トラックが、デイサービスの送迎車と衝突し、7人が死傷する事故が発生するなど、死亡事故がたびたび起きています。
町は警察に信号機の設置を求めていますが、付近の道路に段差があるため、かさ上げが必要となっています。
県警交通規制課 長尾健史 次長
「現在、一時停止規制がかかっていない道路のほうが交通量が多いことが分かりましたので、この規制は解消しなければならない。町で道路改良すると聞いておりましたので、その後の対応を改めて検討していきたい」
交差点は、標識設置とともに道路の区画線を引く作業が終わる3日から一時停止の規制が始まります。