“豪雪”に見舞われている青森市では1月、補正予算を組み、過去最大となった道路の除排雪委託の費用約60億円をほぼ使い切ったことが分かりました。

青森市都市整備部 土岐政温さん
「1月および2月の稼動分につきましては、今後の請求であることから、具体な執行額については現在精査中だが、指令済みの発注ベースの執行率として、現計予算額の約100%程度になっている」

青森市は、除排雪対策事業として当初予算約32億円を組みましたが、不足したため、1月の臨時市議会で30億円あまりを追加提案し、過去最大の約62億円の予算を確保していました。

このうち、道路の除排雪委託の予算は約60億2000万円となっているのに対し、24日までに使った費用は60億円前後になっているということです。

こうしたなか、今後も雪が降ることが予想され、さらなる除排雪費の増加が見込まれています。

市は、除排雪にかかる費用が足りなくなる場合は、再び追加で補正予算を組むことにしています。