様々な事情により義務教育を受けられず、学び直しの機会などを求めている人を対象にした「夜間中学」が青森市に設けられ、26日に授業が行われました。
民間主導による自主夜間中学「あおもり学び直しスペース」通称「あおも・リラ」は、学び直しの機会を求めている不登校の児童や生徒、義務教育を修了できなかった人、それに日本語が不自由な外国籍の人などを対象としています。
26日は、20代と70代の3人が学び直すことを希望している英語の勉強などに取り組んでいました。
参加者は
「英語は逃げていた分野だった。勉強しなおせてすごくうれしい。これからも毎週通って、中卒程度の英語を学べたら」
教えるのは、ボランティアの大学生などです。
講師の大学生
「年齢とか立場関係なく、色々な人に自分の得意なことを教えて、自分も教えてもらってお互いに成長していければ」
事務局によりますと、民間主導の夜間中学の設置は北東北では初めてです。
参加者は毎週水曜日、午後4時から約2時間半程度、3コマの時間割の中で受けたい時間に会場を訪れて学ぶことができるということです。