青森県弘前市の小学校で、解体された旧校舎の思い出の整理棚が木製スタンドに生まれ変わり、児童たちに贈られました。
弘前市立石川小学校は校舎が2024年に新築され、全校児童124人が2学期から新しい校舎で学校生活を送っています。
木製スタンドを贈ったのは、古い校舎の解体工事を行っている弘前市の永澤興業で、20日は成田誠治専務が学校を訪れ、児童の代表3人に木製スタンド150個を贈りました。
木製スタンドは、旧校舎の教室で児童たちが使っていた整理棚の棚板を利用して大鰐町の木工製作所が作ったもので、背板には校章があしらわれています。
児童代表 中嶋 美音菜さん(6年)
「ランドセルを入れるロッカーだった。毎日使っていたので、またこうやって戻ってきてくれて、うれしい」
木製スタンドは、児童たちが授業などで使うタブレット端末のスタンドやブックスタンドとして使用されるということです。