青森県六ヶ所村は12月、民間企業と共同で電力を“地産地消”する新たなエネルギー会社を設立します。会社の収益は村の活性化事業などに役立てられます。

20日、六ヶ所村の戸田衛村長らが会見を開き、12月27日に設立するエネルギー会社「六ヶ所エネルギーマネジメント」の事業内容を説明しました。
この会社は村と3つの民間企業の共同出資で設立され、風力発電や太陽光発電で生み出した電力を村内の公共施設へ販売する計画となっています。電力は大手電力会社よりも低価格で供給し、公共施設のコスト減を図るとともに電力供給の収益を村の活性化事業などに活用します。

※六ヶ所村 戸田衛 村長
「地産地消の原資を国民生活に反映させたいという捉え方でつくった 脱炭素社会の道筋を村としても日本の先駆けとしてこれからスタートしたい」

新たな会社は今後村に太陽光発電を設置し、2026年度からの運用を目指しています。