朝7時オープン 県産食材にこだわった青森愛あふれるラーメン

実土里さん
「今日は十和田市にやってきました。今回ご紹介するお店は、【オーロラ食堂】で~す!」

やってきたのは【オーロラ食堂】。元々、十和田市内の別の場所で営業していましたが、2023年5月に移転オープンしました。

朝から満席になるほどの人気店。厨房に立つのは、店主の山本強さんです。

実土里さん
「すっごくいい香りですね」

店主 山本強さん
「うちは、地元の食材を中心としたラーメンを提供しています。県外からのお客さんも多いですし、県内のお客さんにも地元食材の良さを知っていただきたいという思いから県産食材、その中でも県南地方の食材を多めに使用するように心がけています」

山本さんの青森愛が詰まった一杯。決め手となるスープには、『青森シャモロック』と県産の五穀味鶏(ごこくあじどり)をたっぷり使います。

じっくり炊き上げ、出来上がったのは、鶏の旨みを凝縮した黄金のスープ。“返し”には、県内の醸造元の醤油を中心に山本さんが独自にブレンドしたものを使っています。

十和田市の製麺所から取り寄せるストレート麺をスープに絡ませたら、県産のガーリックポークや五穀味鶏で作った3種類のチャーシューをのせ、オーロラ食堂おすすめの【淡成らーめん醤油】(1000円)の完成です!

鶏のだしが利いたあっさり醤油スープが特徴の一杯。果たしてそのお味は?
実土里さん
「もう見た目からすごいです。チャーシュー(の形)で弘前の“扇ねぷた”を思い出す。芸術の街・十和田を感じますね」

さっそく、スープからいただきます。
実土里さん
「あっさりだけど、脂が甘い。スープだけで大満足で帰れそう」

麺はどうでしょう?
実土里さん
「モッチモチ!かめばかむほど小麦の甘みが口の中に広がって、おいしいとこだけギュっと合わせたみたいなラーメン」

ひと口でパクっとした扇形の県産ガーリックポークチャーシューのお味は?
実土里さん
「あっまい!すごく柔らかくてしっとりしている。一つのラーメンの中で、こんなにも楽しませてくれるのか。この一杯で、サーカスを見た後みたいな満足感」

青森県を堪能できるオーロラ食堂のラーメン。店では毎月、期間限定で様々な“シン・メニュー”を提供しています。

11月の期間限定メニューは、寒くなったら食べたくなる一杯。実土里さんがお得意の絵で表現するとなんとも色鮮やか!

味付けに味噌を使った期間限定の一杯とは?