「もう一声かけてあげて」犯罪被害者が救われるように

渡邊美希子さんの兄・勇さん
「体に対して心が与える影響は大きいんだなと思った。その時にカウンセリングをお願いするようになった。最初は断っているんですよね。カウンセリングを。理由としては自分が崩れてる可能性があることを認めたくなかった。(支援する側は)もし1回目を断られても、僕みたいな天邪鬼な人間もいるかもしれないので、ちょっと後になって様子を見てあげて、もう一声かけてあげるというのができたら救える人がもしかしたら増えるかもしれない」

絶望の淵から救ってくれた支援への感謝を口にした2人は、1人でも多くの犯罪被害者が救われるよう、各地で支援の大切さを訴えていきたいとしています。