青森市役所に設置されているマイナポイントの申請窓口には、番号札を持った人たちが列を作っていました。
こちらでは、現在行われている「マイナポイント第2弾」の健康保険証・銀行口座とマイナンバーカードとの紐づけが始まった2022年6月30日以降、申請する人が増えて一旦は落ち着き、お盆明けから再び混雑しているといいます。
その数は、1日100人以上、以前の1.5倍です。

※青森市情報政策課 菊池朋康 課長
「マイナンバーカードを9月末までに申請された方が(マイナ)ポイントの対象になるということが広く周知されておりますので、もしかしたら(マイナ)ポイントの申し込み期限自体も9月末と思っている方が駆け込みのようにして来ていると推測されます」

実は、「マイナンバーカード」と「マイナポイント」の申請期限を同じだと勘違いしている人もいるようです。ポイントを受け取るためには9月末までにカードの申請が必要ですが、ポイントの申請は2023年2月末まで可能です。


青森市は、ポイント申請、カード申請、いずれの臨時窓口でも職員を増やして対応していますが、手続きに必要な書類そのものを忘れて来てしまう人が多く、今一度、確認してほしいと呼びかけています。

※青森市情報政策課 菊池朋康 課長
「基本的には自分でスマホやパソコンでインターネット環境を持っていれば(マイナポイントの)手続きはできますけども、そもそも環境がない、そもそもマイナポイントってどういうものなのか、疑問に関しても支援窓口で随時受け付けしておりますので、不明な点があったら手続きに限らずいらしていただければ対応したい」


最大2万円分のポイントがもらえる「マイナポイント第2弾」カードの申請は、9月末、ポイントの申請は2023年2月末です。

マイナポイントをもらうためにまず必要となるのがマイナンバーカードの申請です。
申請してから交付、つまり受け取れるまでには1か月ほどかかりますが、「申請」が9月末までにできれば、ポイントの対象となります。

そして、青森県内のマイナンバーカードの交付率です。8月末時点で41.7%と全国41番目、決して進んでいるとは言えない状況で、全国平均も47.4%とまだ半数にも届いていませんが、国は2022年度中にほぼ全国民に行き渡ることを目指しています。