青森県警察本部は過去5年間に道路標識の不備にも関わらず、車を運転していた14人を交通違反で摘発していたことを明らかにしました。
県警察本部によりますと、2022年5月、弘前警察署の署員が弘前市駅前町の信号機のない丁字路交差点にある横断歩道で、一時停止せずに歩行者の横断を妨害したとして車を運転していた人を摘発しました。
報告の際に記入された図面を署員が確認したところ、本来、車の進行方向から見える位置にあるべき標識が設置されていないことが確認されたということです。これを受けて県警察本部が記録の残る2017年から同様のケース調べたところ、今回を含めて12か所で14人を標識の設置不備にも関わらず摘発していたことがわかりました。
県警察本部は反則金の返還などの手続きを進めていて、「今後同じような事が起こらないよう管理を徹底していく」としています。