「開票場所」の変更余儀なくされた自治体

今回は協議の結果、2024年6月末に施設の老朽化で閉館した「青森市民体育館」をこの日だけ、特別に使うことにしました。新しい体育館は「青い森セントラルパーク」にありますが、投開票日当日は混雑が予想されていました。

青森市選挙管理員会事務局 森 敏之 次長
「当該施設(セントラルパークの体育館)は多くの予約が想定されていたので、当初より解散総選挙があった場合は、旧市民体育館を使う想定でした」

こうした開票場所の確保に困っているのは、八戸市も同じです。
これまでは「東体育館」や長根公園にある「八戸市体育館」を使っていましたが、投開票日の27日はすでに予約が入っているため確保できずにいました。

現行の憲法では最短となる総理就任から26日での衆院選。
県内の多くの自治体が「予算の確保」や「業者への発注」、それに「開票場所の確保」に苦慮しながら対応を急いでいます。