「世界一になるためだけに生きていた…」女子相撲世界女王になった21歳

木造高校の相撲場で稽古に励む高校生。その傍らで、母校の後輩を静かに見つめるのが長谷川理央さん(21)、慶応大学3年の現役相撲選手です。


大学初の女子相撲選手となった長谷川さんは、10月8日にポーランドで行われた世界選手権の中量級で優勝。2回目の挑戦で世界の頂点に立ちました。
女子相撲世界一 慶大3年 長谷川理央さん
「世界一になるためだけに生きていた感じだったので、それがやっぱり簡単なことじゃなかったなと思うので、そういうのが込みで結果に結びついたのかなと思うとうれしかったですね」

県内でも、相撲が盛んな鰺ケ沢町出身。小学1年生で競技を始めると、高校時代は休部状態の部を再開し、唯一の部員として活動をつづけました。
