「将来性がないという理由で、相撲をやめていった選手もたくさんいた」
コロナ禍で大会がなくなる中、競技を続けてきた思いを当時、こう口にしています。

長谷川理央さん(当時木造高校3年)
「将来性がないという理由で、相撲をやめていった選手もたくさんいた。そういう選手を近くで見ていたので、相撲をしたいのに離れないといけない選手を1人でも少なくしたい」

高校時代から競技普及への思いを強く持っていた長谷川さん。
この日は自身と入れ違いで入部した後輩に、指導する場面もありました。
女子相撲世界一 慶大3年 長谷川理央さん
「会うたび会うたび体もがっしりしていて、成長を感じる。教えられることはそんなにないけど応援したい。がんばってほしい」
本人は謙遜しますが、後輩たちにとってはあこがれの存在です。

木造高校相撲部2年 澁谷太陽さん(17)
Q.一言でどんな先輩?
「強くて優しい先輩です。とても誇りに思いますし、がんばれる糧になるのでとてもありがたいと思っています」
