販売店が懸念する「新米の価格上昇」

こうした中、8月下旬の時点では在庫がありましたが、店は今週末から販売制限をかけざるを得ない状況となりました。

食品・飲料のサービスエイト 大澤次郎店長
「日々日々状況は変わりまして、当社に置かれましてもとうとう出荷の制限がかかってしまった」

こうしたコメの品薄は、新米の価格にも影響を及ぼしそうです。
JAグループがコメを集荷する際に農家に支払う「概算金」は、北海道や秋田県などの主要な産地で2023年より約2割~4割引き上げられています。青森県内では週明けにも発表される予定ですが、販売店は「新米の価格の上昇」を懸念しています。

食品・飲料のサービスエイト 大澤次郎店長
「新米、価格は上がるのかなと…。心苦しいが農家さんがあっての販売なので、農家さんを守るという意味での値上げなので、ご理解いただければ」

新米の流通で品薄の解消が期待される一方、価格の動向によっては再び消費者にとって厳しい日々が続きます。