2024年のリンゴの予想収穫量は42万1500トンで、猛暑の影響を受けた2023年を上回ると見込まれています。

予想収穫量は、全国の青果企業の関係者を招いて今年産リンゴの生育状況などを報告する「情勢報告会」で示されました。

それによりますと、今年産の収穫量は猛暑の影響を受けた2023年の実績を4万7100トン、率にして13%上回る42万1500トンと予想されています。

ただ、県によりますと過去10年の収穫量の平均は43万4900トンあまりで、平年をやや下回る見込みとなります。

品種別では、主力の「ふじ」が21万2900トン、早生の「つがる」が4万1400トン、黄色品種の「王林」が4万100トンなどとなっています。

東京青果 果実第一事業部 村上政治部長
「味を全面に打ち出してしっかり売り場作って去年より量もありますおいしいですというのでたぶん全国に売っていくと思いますのでいい販売できると思っています」

県りんご協会は「情勢報告会」で、それぞれの青果企業でアイディアを持ち寄り、販売に尽力してほしいと呼びかけました。