8月5日に開幕する全国高校野球選手権に向け、青森県の「弘前学院聖愛」は、吹奏楽部やチアリーディング部からなる応援チームも最終調整に入っています。

弘前学院聖愛で1日、野球部と吹奏楽部、それにチアリーディング部の生徒たち約70人が甲子園に向けて合同練習を行いました。

聖愛が初の甲子園出場を決めた2013年に応援指導をした経験のある外部の専門指導員が訪れ、声援の抑揚や立ち上がるタイミングを揃えるなど、応援の完成度をあげるため細かい部分を指導をしました。

吹奏楽部にとっても甲子園球場での演奏は夢舞台。音で選手を後押しできるように意気込んでいます。

弘前学院聖愛高校 吹奏楽部 小田桐咲姫 部長
「甲子園で演奏することも、自分たちの大きな舞台なので、甲子園でもいままで通り、自分たちの演奏でいいプレーができるように力強い応援をしていきたい」

また、チアリーディング部の最前列を務めたのは、聖愛中学校3年生の小林音愛さん。物怖じせずに高校生に混じって振り付けを何度も確認し、本番当日は、キレのあるダンスでアルプススタンドを盛り上げます。

聖愛中学校 チアリーディング部 小林音愛 キャプテン
「自分でも気を抜かないで、最後まで笑顔で応援し続けたい。やっぱり日本一ですね。日本一まで行ってほしいです。全部勝ってほしいです」

応援チームは今後、各自で練習を重ね、最後に大阪入りする在校生を含めた合同練習を行ってから出発するということです。