精魂込めて制作のねぶたの下で“暴力行為”… 苦難の2023年…

神経を研ぎ澄ませて筆を動かすのは、ねぶた師の立田龍宝さんです。この日は、東北絆まつりで、宮城県仙台市の街中を練り歩く中型ねぶたを、特別な思いを込めながら仕上げました。

立田龍宝さん(39)
「自分の気持ちでは、去年いろいろあったので、1回切り替えて、この題材で出発できれば―」

立田さんにとって2023年は、苦難の年となりました…。

自身が精魂を込めて作り上げた大型ねぶたの下で、運行団体・青森青年会議所のスタッフが暴力行為をしていたことが発覚。青年会議所は、再発防止を徹底させるために2024年の祭参加を自粛することになり、立田さんも制作の場を失うことになりました―。