「紙だけにとらわれては…」コロナ禍の経営危機に生まれたご当地カプセルトイ

このご当地カプセルトイを作ったのは弘前市の「アサヒ印刷」です。紙への印刷を主体とした会社ですが、2022年8月からカプセルトイを本格的に手がけ、様々なグッズを開発してきました。

アサヒ印刷 齊藤元 専務
「東京から来た人に見せて、『私が一番好きな玉子とうふだよ』と話した時に、『なにこれ?知らないけど』と言われた瞬間に『よし!』となりました」

こうしたユニークなグッズをなぜ開発したのか。そこには、コロナ禍による経営危機を受けた事業の転換があったといいます。

アサヒ印刷 齊藤元 専務
「月間300件近くあった名刺の注文も(コロナ禍で)9件まで減ってしまうのもありました。紙だけにとらわれてはいけないと会社全体で思いました…」