売り上げは去年の10分の1程度… 伸び悩むヘルメットの販売数

警察庁が2023年9月に公表した調査結果では、青森県のヘルメットの着用率は全国でも下から2番目の2.5%。全国平均より11ポイント低くなっています。

こうしたなか、青森市の自転車販売店では…。

倉島彩能記者
「青森市にある自転車専門店では、ヘルメットにも様々な変化が見られます」

一見、帽子と見違えるこちらも実はヘルメット。キャップや麦わら帽子型のものまで16種類の商品を展開しています。

サイクル館たてやま 舘山健二さん
「今年はそこまで増えてはいないのですが、皆さんヘルメットはどんなものかなと探しに来る人がやはり来ています」

努力義務化された2023年の春は、売り上げが急上昇しましたが、2024年に入るとヘルメットの販売数は伸び悩み、デザイン性の高いものを豊富に取りそろえるこちらの店舗でも、売り上げは2023年の10分の1程度だといいます。

サイクル館たてやま 舘山健二さん
「まずは安全に自転車を乗っていただくうえで、ヘルメットは一助になると思うので、帽子を選ぶような感じで、手に取って選んでいただければいいのではないかなと思います」