『尊富士』歴史的偉業達成から1週間 母・桃子さんへ独自インタビュー

Q.千秋楽から1週間経ちますが、今の気持ちいかがでしょうか?
まだなんか信じられないですね。まだ夢みたいですね。もう、本人は多分、夢に浸ってられないと思うんですけど。私はまだまだなんか…。はい。そういう気持ちです。
Q.実感がない?
そうですね。まだ…。千秋楽の取り組み結果がわかってるのに、まだ見て、ドキドキします。未だに見返してます。ゆっくり見返してるんですけれど、ドキドキします(笑)
Q.歴史的な偉業を達成したっていうことについては、どう思われますか?
それは、あの…。(尊富士の新入幕優勝)直後にも聞かれたんですけど、そのときは全然何か、実感がわかなくて。今ゆっくり考えれば、その110年って…。ね?新入幕で今まで破られなかったのに、すごい…。本当にすごい記録なんだなと思って、今になってびっくりしてます。

Q.千秋楽前日の14日目に尊富士はけがをしましたが、PV(パブリックビューイング)会場での観戦を振り返っていかがでしたか?
14日目…。あの日は私仕事で、PVにいけない予定だったんですけど、ちょっとお願いして。早く切り上げて、PVに駆けつけたんですけど。うーん。なんか皆さんが応援してる中で、何か私あのときも、なんか(尊富士の)顔つき?なんかいつも取り組みの顔つき見るんですけど、なんかちょっと違うなっていう感じがしたんですよ。そしたら、まさかの…。勝った・負けたよりも、まさかの怪我をしてしまって…。それが本当にショックで…。もうどうなるかと思いました。あのときは。
Q.あの瞬間のことって今でも思い出しますか?
今でも思い出しますし、その取り組みだけは何か見返してないです。なんかもう、なんかね。つらいですね。見るだけでも。

Q.尊富士関のけがが発覚した後の心境は?
とにかく、けがの状況もそうなんですけど、本人の気持ちを考えると、本当にもうショックで…。そうですね。PVから自宅に帰るまでに、もうすぐにでも(尊富士のもとに)行きたいなって思いました。
Q.当初は行くか・行かないかっていうのも迷っていた?
そうですね。私自身、緊張で見れないので、万が一、例えば金曜日とかに優勝決まったら、日曜日に行っちゃおうかなぐらいの、そんな冗談をしてたぐらいで。本当には行こうとは思ってなかったので、はい。ケガをして、いても立ってもいられなくなって行きました。